EXHIBITIONS
竹内公太「Parallel, Body, Possession」
竹内公太の個展「Parallel, Body, Possession」がSNOW Contemporaryで開催される。
竹内は1982年兵庫県生まれ。緻密なリサーチをベースに人々の記憶にふれつつ、時間的・空間的隔たりを越えた表現を展開。絵画や映像、写真、彫刻など多様なメディアを通じて、現代社会における情報のあり方や、発信側と受け手側の意識のあり方など多様な問題を国内外において提示してきた。
福島県いわき市にある映画館・三凾座の解体をきっかけに、2012年から同市に移住した竹内。近年は、地域の歴史的遺構を巡りながら、アメリカやヨーロッパなど様々な場所でフィールドワークを続け、携帯機器で情報を取得する現代人の風景をとらえた「手の目」(2014)、石碑巡りをトレースすることでメディアの性質と人の記憶のあり様を示した「写真は石碑を石にする、それでも人は」(2017)を発表。
「盲目の爆弾、コウモリの方法」(2019)は、第二次世界大戦時に日本軍によって投下された風船爆弾の歴史を題材とし、「Body is not Antibody」(2020)では福島県の立入制限区域で警備員をしながら、誘導灯の軌跡を光跡写真として記録しオリジナルフォントを制作するなど、メディアと人間との関係を探る旅を続けている。21年には、その活動やビジョン、そして問題意識が高く評価され、「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)2021-2023」を受賞した。
本展では、様々なメディアと場所を横断しながら活動する竹内が、その過程で制作した未公開のドローイングや写真などを中心とした作品群約20点を展示する。
タイトルにある「Parallel(平行)」「Body(身体)」「Possession(憑依)」は、竹内が自作品において鑑賞の拠り所として設定している概念であり、活動指針でもある。本展では竹内の過去10年の活動を振り返りながらイメージの起こりをひも解き、その独特な手つきに迫る。
竹内は1982年兵庫県生まれ。緻密なリサーチをベースに人々の記憶にふれつつ、時間的・空間的隔たりを越えた表現を展開。絵画や映像、写真、彫刻など多様なメディアを通じて、現代社会における情報のあり方や、発信側と受け手側の意識のあり方など多様な問題を国内外において提示してきた。
福島県いわき市にある映画館・三凾座の解体をきっかけに、2012年から同市に移住した竹内。近年は、地域の歴史的遺構を巡りながら、アメリカやヨーロッパなど様々な場所でフィールドワークを続け、携帯機器で情報を取得する現代人の風景をとらえた「手の目」(2014)、石碑巡りをトレースすることでメディアの性質と人の記憶のあり様を示した「写真は石碑を石にする、それでも人は」(2017)を発表。
「盲目の爆弾、コウモリの方法」(2019)は、第二次世界大戦時に日本軍によって投下された風船爆弾の歴史を題材とし、「Body is not Antibody」(2020)では福島県の立入制限区域で警備員をしながら、誘導灯の軌跡を光跡写真として記録しオリジナルフォントを制作するなど、メディアと人間との関係を探る旅を続けている。21年には、その活動やビジョン、そして問題意識が高く評価され、「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)2021-2023」を受賞した。
本展では、様々なメディアと場所を横断しながら活動する竹内が、その過程で制作した未公開のドローイングや写真などを中心とした作品群約20点を展示する。
タイトルにある「Parallel(平行)」「Body(身体)」「Possession(憑依)」は、竹内が自作品において鑑賞の拠り所として設定している概念であり、活動指針でもある。本展では竹内の過去10年の活動を振り返りながらイメージの起こりをひも解き、その独特な手つきに迫る。

