EXHIBITIONS
永井天陽「ぬるまるつぼ」
永井天陽(ながい・そらや)は1991年埼玉県生まれ、2016年に武蔵野美術大学彫刻コースを修了。14年に奈良美智の選抜により青森県立美術館の八角堂にて個展を行った。
永井は、一般的な認識や常識的なルール、ふるまいなどに対する問いかけを軸として、彫刻を中心に、映像作品やパフォーマンスなども用いて、あたりまえの事柄やふるまいの組み換えを行ってきた。その中心的な作品群としてあるのが、身近な雑貨や置物などの物体をかたどった透明アクリルの容れ物に、関係のないぬいぐるみや人形を封入した「metaraction」シリーズだ。
本展では、「metaraction」シリーズと発想元を同じくしながら、「かつて生きていたもの×既成品」という組み合わせで制作された新シリーズ「urnto」を発表する。
「urnto」シリーズにおける、既成品のプロダクトに性質の違うものを同居させ、互いの特質を融合してしまう構成は、これまでの「metaraction」の作品と同様。生き物の死という身近にあって忌避されがちな事柄を扱いながらも、軽やかでユーモラスな彫刻群となる。
なお、広島のTHE POOLにて個展「フープとホール」(~4月30日)も同時開催となる。
永井は、一般的な認識や常識的なルール、ふるまいなどに対する問いかけを軸として、彫刻を中心に、映像作品やパフォーマンスなども用いて、あたりまえの事柄やふるまいの組み換えを行ってきた。その中心的な作品群としてあるのが、身近な雑貨や置物などの物体をかたどった透明アクリルの容れ物に、関係のないぬいぐるみや人形を封入した「metaraction」シリーズだ。
本展では、「metaraction」シリーズと発想元を同じくしながら、「かつて生きていたもの×既成品」という組み合わせで制作された新シリーズ「urnto」を発表する。
「urnto」シリーズにおける、既成品のプロダクトに性質の違うものを同居させ、互いの特質を融合してしまう構成は、これまでの「metaraction」の作品と同様。生き物の死という身近にあって忌避されがちな事柄を扱いながらも、軽やかでユーモラスな彫刻群となる。
なお、広島のTHE POOLにて個展「フープとホール」(~4月30日)も同時開催となる。