EXHIBITIONS
シンビズム4
信州ミュージアム・ネットワークが選んだ作家たち
信州ゆかりの現代作家を紹介する展覧会「シンビズム」は、長野県内の学芸員による共同企画。第4弾の開催であり、5年間の集大成となる今回は、戦後の長野県の現代美術史をたどる上で、重要な作家に焦点を当てる。
上田会場の出展作家は、幼い娘と何気なく道端に咲いている百日草を覗き込んだとき、その有機的な法則のあるかたちに興味を持って以来、現在に至るまで花をモチーフに絵画を描く小山利枝子、シルクスクリーン作品に始まり、ポスト・ミニマリズムの動向などへの関心に根ざした版画やドローイング、そして連続的なパターンによる絵画を制作した辰野登恵子、一貫して彫刻の原理とその構造を追究し、また「ポスト・ミニマリズム」や「もの派」といった潮流のなかで解体された彫刻に着目する戸谷成雄、フォーマート(画面の比率)と精神性の相関をテーマに制作を行い、近年は主に正方形フォーマットの絵画シリーズに取り組む母袋俊也の4名。
なお本展は、サントミューゼ 上田市立美術館のほか、安曇野市豊科近代美術館(2021年8月14日〜9月12日)での開催を予定している。
上田会場の出展作家は、幼い娘と何気なく道端に咲いている百日草を覗き込んだとき、その有機的な法則のあるかたちに興味を持って以来、現在に至るまで花をモチーフに絵画を描く小山利枝子、シルクスクリーン作品に始まり、ポスト・ミニマリズムの動向などへの関心に根ざした版画やドローイング、そして連続的なパターンによる絵画を制作した辰野登恵子、一貫して彫刻の原理とその構造を追究し、また「ポスト・ミニマリズム」や「もの派」といった潮流のなかで解体された彫刻に着目する戸谷成雄、フォーマート(画面の比率)と精神性の相関をテーマに制作を行い、近年は主に正方形フォーマットの絵画シリーズに取り組む母袋俊也の4名。
なお本展は、サントミューゼ 上田市立美術館のほか、安曇野市豊科近代美術館(2021年8月14日〜9月12日)での開催を予定している。