EXHIBITIONS

国立新美術館開館10周年

安藤忠雄展―挑戦―

2017.09.27 - 12.18

安藤忠雄 光の教会 1989 大阪府茨木市 撮影=松岡満男

安藤忠雄 直島の一連のプロジェクト 香川県直島町 模型

安藤忠雄 光の教会 1989 大阪府茨木市 撮影=松岡満男

安藤忠雄 直島 ベネッセハウス 1992/95 香川県直島町 撮影=松岡満男

安藤忠雄 プンタ・デラ・ドガーナ 2009 イタリア、ヴェニス 撮影=© Palazzo Grassi SpA. Foto: ORCH, orsenigo_chemollo

 独学で建築を学び、1969年より建築設計活動を開始して以来、既成概念を打ち破るような斬新な建築作品を次々と世に送り出してきた安藤忠雄。
 
 90年代以降は活躍の舞台を世界に広げ、アジア・ヨーロッパ・アメリカなどの各国で意欲的な作品を実現させる一方、建築という枠組みを超えた環境再生や震災復興といった社会活動にも果敢な取り組みを見せている。
 
 本展では、稀代の建築家、安藤の感性と行動力はいかにして育まれたのか、そのエネルギーの源は何なのかを6つのセクションから迫る。また、建築家となる以前の旅のスケッチや、数回の増改築を経たアトリエの建物の変遷などにより、これまでの活動歴を紹介。さらに、安藤のアトリエの一部を原寸大で再現し、作家の日常にも触れる。