EXHIBITIONS

自己表現の「柱」展

2021.02.13 - 05.05

島崎敏司 球体への想い 1996

国分隆 The-Melancholia 2006

石原峯明 仔犬と少年

江中裕 拘束 2004

長谷川亮介 五つの太陽 2009

本木健 慄きながら手を携えようとする 2010

名倉要造 幸への黒い扉 2001

 にしぴりかの美術館で、平川病院「造形教室」(東京・八王子)による展覧会「自己表現の『柱』」が開催されている。

 1968年以来、平川病院で続けられてきた「造形教室」。自己表現の営みから生み出された作品群は、苦難・苦境のなかにありながらも、自らの力でその生を切り拓いてきた一人ひとりの命の証しとも言える。

 本展では「造形教室」の膨大な作品群より、コロナ禍という困難な時を生きる心に、メッセージを届けてくれるような作品を展示。出展者は、栗原葉子、江中裕子、國分隆、石原峯明、長谷川亮介、島崎敏司、本木健、名倉要造、鈴木叡子の9名。

「こんな時期に展覧会は自粛すべきとの声もあろうかと思います。でも、こんな時だからこそ、感性を通じた交感、交流が必要なようにも思うのです。人は一人では生きられません。その時々において人とつながり、思いが重なり合うことが大切なのです。作品を通して、この時代を生きる意味をともに求め、探していけたらと思います(本展に寄せて)」。