EXHIBITIONS

現代日本画名品選Ⅰ

旅する日本画

2021.02.11 - 05.10

那波多目功一 爛漫 2012 足立美術館蔵

井手康人 百花為誰開 2013 足立美術館蔵

松尾敏男 ヴェネチアよ、さようなら 2013 足立美術館蔵

藁谷実 彼岸のことづて 2011 足立美術館蔵

岸野香 Shower 2017 足立美術館蔵

 横山大観をはじめとする近代日本画のコレクションで知られる足立美術館。現代を代表する日本画家の作品の収集にも注力し、2010年にオープンした新館で開催している「現代日本画名品選」では、所蔵する現代日本画コレクションをテーマに合わせて順次公開してきた。

 同館は、1995年の開館25周年を機に「日本美術院展覧会(院展)」に創設した「足立美術館賞」と、2005年から「春の院展」に設置した「春の足立美術館賞」の受賞作品や、次代を担う若手作家の秀作を収蔵。日本美術の発展と、将来性ある日本画家の育成の一助となることを願い、現代の画壇を彩る個性豊かな作品約350点を所蔵している。

 今回の現代日本画名品選は「旅する日本画」と題して、日本や、様々な国と地域を描いた日本画81点を紹介。外へ出ることを制限されているいま、日本画を通して画家たちが旅した地へ案内する。
 
 出展作家は、松尾敏男、田渕俊夫、松村公嗣、那波多目功一、小田野尚之、井手康人、岸野香ら。