EXHIBITIONS
MOTサテライト2020 ハイファイブ-こころのこえ
「MOTサテライト」は、美術館周辺の地域とつながり、まちの魅力を掘り起こすシリーズ企画。2017年より「往来往来」「むすぶ風景」「うごきだす物語」「ひろがる地図」をテーマに、清澄白河のまちなかと美術館で4回にわたって開催されてきた。
最終回となる第5回「ハイファイブ-こころのこえ」では、美術館館内の2ヶ所のパブリックスペースで、2組のアーティスト、〈ワタリドリ計画〉麻生知子・武内明子、高橋琢哉+松山真也が展示を行う。
今回のテーマにある「ハイファイブ」とは、喜びや達成感を誰かと共有したい時に、互いの手をたたき合わせることを意味し、日本では主に「ハイタッチ」の和製英語が使われている。本展では「ハイファイブ」を、私たちが日々、様々なもの・人・出来事に出会い、感じ、考え、抱く「こころのこえ」を、他者と交換/交感/交歓するアクションとしてとらえる。
本展に参加する2組・4名の作家は、美術館の周辺地域で「こころのこえ」に意識を向けた新作を制作。〈ワタリドリ計画〉麻生知子・武内明子は、清澄白河をふくむ深川界隈を旅して印象に残った風景や経験をもとに、カルタや旅のしおり、絵画・陶・映像作品をつくり、2人が手がけたカルタ作品の題材となった場所を地図に記した旅のしおりは、館内外に設置されることで、美術館とその周辺地域のまちとを緩やかに結びつける。
いっぽう高橋琢哉+松山真也は、清澄白河を流れる小名木川流域の調査から、水と人とのかかわりの文化や人々の個々の物語に着目。複合的なメディアを用いたインスタレーションで鑑賞者の記憶や感覚を呼び覚ますことを試みる。様々な表現からなる多声的な2人の作品は、多種多様な来館者が行き交う美術館のパブリックスペースに展示され、館内にまちの様相を疑似的に浮かび上がらせることとなるだろう。
「MOTサテライト」は、美術館やまちを訪れる人たちが、作家や地域の人々、そして自分自身の「こころのこえ」にも耳を澄ますことで、未知の感覚や意識とめぐりあう機会となることを目指す。
最終回となる第5回「ハイファイブ-こころのこえ」では、美術館館内の2ヶ所のパブリックスペースで、2組のアーティスト、〈ワタリドリ計画〉麻生知子・武内明子、高橋琢哉+松山真也が展示を行う。
今回のテーマにある「ハイファイブ」とは、喜びや達成感を誰かと共有したい時に、互いの手をたたき合わせることを意味し、日本では主に「ハイタッチ」の和製英語が使われている。本展では「ハイファイブ」を、私たちが日々、様々なもの・人・出来事に出会い、感じ、考え、抱く「こころのこえ」を、他者と交換/交感/交歓するアクションとしてとらえる。
本展に参加する2組・4名の作家は、美術館の周辺地域で「こころのこえ」に意識を向けた新作を制作。〈ワタリドリ計画〉麻生知子・武内明子は、清澄白河をふくむ深川界隈を旅して印象に残った風景や経験をもとに、カルタや旅のしおり、絵画・陶・映像作品をつくり、2人が手がけたカルタ作品の題材となった場所を地図に記した旅のしおりは、館内外に設置されることで、美術館とその周辺地域のまちとを緩やかに結びつける。
いっぽう高橋琢哉+松山真也は、清澄白河を流れる小名木川流域の調査から、水と人とのかかわりの文化や人々の個々の物語に着目。複合的なメディアを用いたインスタレーションで鑑賞者の記憶や感覚を呼び覚ますことを試みる。様々な表現からなる多声的な2人の作品は、多種多様な来館者が行き交う美術館のパブリックスペースに展示され、館内にまちの様相を疑似的に浮かび上がらせることとなるだろう。
「MOTサテライト」は、美術館やまちを訪れる人たちが、作家や地域の人々、そして自分自身の「こころのこえ」にも耳を澄ますことで、未知の感覚や意識とめぐりあう機会となることを目指す。