EXHIBITIONS
戸谷成雄─現れる彫刻
「ポスト・ミニマリズム」や「もの派」といった現代美術の流れのなかで、旧来の制度として解体された彫刻の再構築を試みる戸谷成雄。
戸谷は、1970年代に彫刻概念の再定義を試みたコンセプチャルな作品シリーズを発表後、チェーンソーなどを用いた木彫作品を中心に84年から「森」、94年から「《境界》から」、2000年頃からは「ミニマルバロック」などのシリーズを展開させてきた。
戸谷の作品は、彫刻の定義や構造を作品の骨組みとして提示しつつ、作家によって提示された概念である「表面」「境界」「関係」「影」「存在」といった問題を探究している。
本展では、見えるものと見えないもの、形のあるものと形のないものなど、2つの領域のせめぎ合いのなかから「現れる彫刻」をテーマに、近年の代表的な大型作品を中心に約20点を展示。戸谷が作品のなかで思考してきた彫刻への根源的な問い、彫刻の発現と新たな可能性を探る。
戸谷は、1970年代に彫刻概念の再定義を試みたコンセプチャルな作品シリーズを発表後、チェーンソーなどを用いた木彫作品を中心に84年から「森」、94年から「《境界》から」、2000年頃からは「ミニマルバロック」などのシリーズを展開させてきた。
戸谷の作品は、彫刻の定義や構造を作品の骨組みとして提示しつつ、作家によって提示された概念である「表面」「境界」「関係」「影」「存在」といった問題を探究している。
本展では、見えるものと見えないもの、形のあるものと形のないものなど、2つの領域のせめぎ合いのなかから「現れる彫刻」をテーマに、近年の代表的な大型作品を中心に約20点を展示。戸谷が作品のなかで思考してきた彫刻への根源的な問い、彫刻の発現と新たな可能性を探る。