EXHIBITIONS

UNPEL GALLERY オープン記念展

椿、咲く。

― 初々しさを秘めた成熟に向けて

2020.12.16 - 12.25, 2021.01.08 - 01.24

横山大観 椿 1944 (1・2月) 前期展示

村上華岳 椿図 1927-1928頃 (11・12月) 前期展示

狩野山楽 椿梅図 16-17世紀(桃山・江戸初期)  後期展示

尾形光琳 椿図蒔絵硯箱 18世紀(江戸時代) 漆箱 後期展示

 UNPEL GALLERY(東京・日本橋)のオープン記念展「椿、咲く。― 初々しさを秘めた成熟に向けて」が、前期・後期に分けて開催される。

 UNPEL GALLERYは、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社が創業10周年記念事業として、同社八重洲ビル1階に開廊。同社が所蔵する椿絵コレクションの展示に加え、日本画を中心とした現代画家に制作発表の場を提供することを通じ、日本の文化芸術の継承と発展を支援するメセナ活動を展開していく。

 展覧会の第1弾となる本展では、「椿」をテーマとした日本画、洋画、工芸品など、コレクションのなかから各時代を代表する作品を紹介する。

 前期「初々しさを秘めた成熟」(2020年12月16日~2021年12月25日)では、「2021年椿絵カレンダー」掲載の原画を中心に、蕾と大輪の花をともに描いた作品を展示。後期「琳派の花-近世から近代へ」(2021年1月8日~1月24日)では、江戸時代に生まれた琳派の作品を起点に、その手法を継承した近代の画家たち、竹久夢二や岸田劉生などの個性派画家が描いた椿絵が並ぶ。