• HOME
  • 展覧会
  • 愛知
  • 注文の多い「からだの錯覚」の研究室展 名古屋電映博2020
EXHIBITIONS

注文の多い「からだの錯覚」の研究室展 名古屋電映博2020

名古屋市青少年文化センター・アートピア(ナディアパーク内デザインセンタービル 7F・8F)
2020.11.27 - 11.29

注文の多い「からだの錯覚」の研究室展(小鷹研究室)

今井健人・小鷹研理 XRAYSCOPE

小鷹研究室 即錯23 - 即席錯覚のレシピ23

宇佐美日苗 - 小鷹研究室 あなたは今、しています

小鷹研究室 Self-umbrelling / Recursive Function Space / Immigrant Head

 名古屋市立大学芸術工学部・小鷹研究室(主宰:小鷹研理)による「からだの錯覚」プロジェクトの企画展「注文の多い『からだの錯覚』の研究室展 名古屋電映博2020」が開催される。会期は11月27日〜29日の3日間。

 小鷹研究室は「からだの錯覚」を中心テーマとして標榜し、幽体離脱や重力知覚変調など、サイエンスおよびメディア・アートの境界領域を研究。VR(バーチャル・リアリティ)技術を積極的に導入し、「具体的に体験可能なインタラクション装置」のなかで設計された、一見すると異質な「からだ」のリアリティを、様々な科学的尺度で検証している。

 2019年には、鏡とディスプレイを組み合わせたインスタレーション《ボディジェクト指向》が、「第22回文化庁メディア芸術祭」アート部門で審査委員会推薦作品に選出。同年、アルス・エレクトロニカのキャンバス展に出品。《ボディジェクト指向》より派生した《Bodiject Fingers》が米・Neural Correlate Society主催の「Best Illusion of the Year Contest 2019」のトップ10に選ばれ、国内外の多くのメディアに取り上げられた。

 本展では、小鷹研究室が考案する「身体の伸縮感覚」「重力反転感覚(幽体離脱)」「頭部離脱感覚」「ボディジェクト錯覚(身体のモノ化)」「身体の透明化」などの錯覚が体験可能。HMD(ヘッドマウント・ディスプレイ)を使ったVRコンテンツや鏡の効果を使った錯覚装置をはじめ、新作を含む作品や装置の多くが、実際に体験できる参加型の展示となる。

 参加メンバーは、佐藤優太郎、岡田莞助、濱本花梨、今井健人、志村圭栄、瀬古早南美、元橋洸佐、森光洋、石原由貴、宇佐美日苗、安楽大輝、小鷹研理。

 また会期中には、谷口暁彦(アーティスト)と水野勝仁(インタフェース研究者)をゲストに迎えたトークなどのイベントも開催される(要予約)。