EXHIBITIONS
ミヤ・アンドウ「Kuu / 空」
ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、ミヤ・アンドウの個展がMAKI(天王洲)で開催される。
アンドウは1973年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で東アジア学の学士号を取得後、イェール大学で仏教に関する図像学を学び、岡山県の金工師のもとでで技術を習得する。これまで主に鉄、アルミ、木など様々な素材を使い、抽象的な絵画や彫刻、インスタレーションなどを制作。またポスト・ミニマリストとしても知られており、鋼鉄やアルミニウムに熱を加えて色を重ね、ラッカーや薬品を塗り、研磨し、さらに磨いて艶を出すことで、金属の表面に海や空や雲を連想させるようなグラデーションが現れる作品などを手がけている。
平面、立体、インスタレーションといった多様な形態を表現に用いながら、アンドウがいずれにも一貫しているのは、異なる文化や要素の共存。その背景には、日本人とアメリカ人を両親にもち、ふたつの文化を深く理解していることがあり、そこで育まれた自然観・世界観がアンドウの表現を豊かにしている。
本展では、伝統と現代、産業と自然、東洋と西洋を巧みに融合させ、繊細な感性で自然のあり様を映し出す、アンドウの作品を過去最多の規模で紹介。ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)をはじめ、多くの美術館に作品の収蔵が決まるなど世界的に注目されているアンドウが、独自の感性でギャラリー空間につくり出す世界観を直に体感してほしい。
アンドウは1973年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で東アジア学の学士号を取得後、イェール大学で仏教に関する図像学を学び、岡山県の金工師のもとでで技術を習得する。これまで主に鉄、アルミ、木など様々な素材を使い、抽象的な絵画や彫刻、インスタレーションなどを制作。またポスト・ミニマリストとしても知られており、鋼鉄やアルミニウムに熱を加えて色を重ね、ラッカーや薬品を塗り、研磨し、さらに磨いて艶を出すことで、金属の表面に海や空や雲を連想させるようなグラデーションが現れる作品などを手がけている。
平面、立体、インスタレーションといった多様な形態を表現に用いながら、アンドウがいずれにも一貫しているのは、異なる文化や要素の共存。その背景には、日本人とアメリカ人を両親にもち、ふたつの文化を深く理解していることがあり、そこで育まれた自然観・世界観がアンドウの表現を豊かにしている。
本展では、伝統と現代、産業と自然、東洋と西洋を巧みに融合させ、繊細な感性で自然のあり様を映し出す、アンドウの作品を過去最多の規模で紹介。ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)をはじめ、多くの美術館に作品の収蔵が決まるなど世界的に注目されているアンドウが、独自の感性でギャラリー空間につくり出す世界観を直に体感してほしい。