EXHIBITIONS
fumiko imano展「somehow somewhere sometimes at some place for some reason」
アーティスト・fumiko imanoの個展がKOSAKU KANECHIKAで開催中。会期は11月21日まで。
fumiko imanoは1974年生まれ。2〜8歳までブラジル・リオデジャネイロで過ごす。セントラル・セント・マーチンズ美術デザイン大学でファインアートを専攻した後、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションでファッション・スタイリングと写真を学び、現在は国内外での展示や雑誌などで作品を発表している。これまで、『We Oui!』(Little Big Man Books、2017)をはじめ、多数の作品集を刊行。また、2018年春夏コレクションよりロエベのパブリケーションで作品を発表するなど、ファッションとのコラボレーションでも活躍し高く評価されている。
fumiko imanoの代表作は、35ミリカメラで撮影したセルフポートレイトを切り貼りし、双子のモチーフに仕上げるフォトモンタージュのシリーズ。デジタルの時代にあえて手作業でシンプルにつくられるフォトモンタージュは遊び心にあふれ、しかしはさみで切ってつなぎあわせたラインが、それが虚構であるとはっきり伝えている。無邪気でノスタルジック、思わず微笑んでしまうような家族写真風のイメージは、いっぽうでアイデンティティについての冷静な洞察でもあり、新たな物語のための視覚言語でもある。
本展では、2016年から海外の様々な場所で撮影してきた作品や、今年に入って自宅の周辺で撮影した作品などからセレクトした約30点で構成。これまでほとんど発表してこなかった、モノクロームを赤い糸で縫いつけた作品も展示される。
fumiko imanoは1974年生まれ。2〜8歳までブラジル・リオデジャネイロで過ごす。セントラル・セント・マーチンズ美術デザイン大学でファインアートを専攻した後、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションでファッション・スタイリングと写真を学び、現在は国内外での展示や雑誌などで作品を発表している。これまで、『We Oui!』(Little Big Man Books、2017)をはじめ、多数の作品集を刊行。また、2018年春夏コレクションよりロエベのパブリケーションで作品を発表するなど、ファッションとのコラボレーションでも活躍し高く評価されている。
fumiko imanoの代表作は、35ミリカメラで撮影したセルフポートレイトを切り貼りし、双子のモチーフに仕上げるフォトモンタージュのシリーズ。デジタルの時代にあえて手作業でシンプルにつくられるフォトモンタージュは遊び心にあふれ、しかしはさみで切ってつなぎあわせたラインが、それが虚構であるとはっきり伝えている。無邪気でノスタルジック、思わず微笑んでしまうような家族写真風のイメージは、いっぽうでアイデンティティについての冷静な洞察でもあり、新たな物語のための視覚言語でもある。
本展では、2016年から海外の様々な場所で撮影してきた作品や、今年に入って自宅の周辺で撮影した作品などからセレクトした約30点で構成。これまでほとんど発表してこなかった、モノクロームを赤い糸で縫いつけた作品も展示される。








