EXHIBITIONS
コレクション展2020-3:ふるえる絵肌
青森県立美術館が2020年コレクション展の第3弾を開催。今期は「ふるえる絵肌」と題し、作品表面に現れる色やかたちといった「絵肌」に着目してコレクション作品を紹介する。
作品の「絵肌」を見つめることは芸術家の個性にふれること。写真や映像の発達に伴ってアイデアやコンセプトを重視する作品なども現れる今日、「絵肌」はバリエーション豊かに存在している。
そんな様々なマチエール(=ふるえる絵肌)を手がかりとする本展は、美術作品だけでなく、文学も「マチエール」の描写を志向するものとして、太宰治の作品を取り上げ、芸術ジャンルを越境した作品という存在の魅力や奥深さについて考える。
出展作家は、伊藤二子、今井俊満、佐野ぬい、太宰治、成田亨、エイドリアン・パイパー、橋本花、馬場のぼる、棟方志功、(通年展示)マルク・シャガール、奈良美智。太宰治の展示コーナーでは、浮き沈む女心の機微を書いた中篇『皮膚と心』(1939)を展示として空間化する。
また通年で紹介している奈良美智の展示室を一部リニューアル。1989年の作品にはじまり、作家自身のルーツである「北」への関心をもとに制作された近年の作品を紹介する。
作品の「絵肌」を見つめることは芸術家の個性にふれること。写真や映像の発達に伴ってアイデアやコンセプトを重視する作品なども現れる今日、「絵肌」はバリエーション豊かに存在している。
そんな様々なマチエール(=ふるえる絵肌)を手がかりとする本展は、美術作品だけでなく、文学も「マチエール」の描写を志向するものとして、太宰治の作品を取り上げ、芸術ジャンルを越境した作品という存在の魅力や奥深さについて考える。
出展作家は、伊藤二子、今井俊満、佐野ぬい、太宰治、成田亨、エイドリアン・パイパー、橋本花、馬場のぼる、棟方志功、(通年展示)マルク・シャガール、奈良美智。太宰治の展示コーナーでは、浮き沈む女心の機微を書いた中篇『皮膚と心』(1939)を展示として空間化する。
また通年で紹介している奈良美智の展示室を一部リニューアル。1989年の作品にはじまり、作家自身のルーツである「北」への関心をもとに制作された近年の作品を紹介する。