EXHIBITIONS
LILY SHU「LAST NIGHT」
LILY SHU(リリー・シュウ)は、1988年、中国・ハルビン市生まれのアーティスト。埼玉大学教養学部美学専攻を卒業後、ケント大学美術史専攻修士号を取得。東京藝術大学で写真から始め、現代美術の表現を学び、在学中より作品を発表してきた。2017年に第33回東川町国際写真フェスティバル赤レンガ公開ポートフォリオオーディショングランプリを受賞し、19年には第8回エモンフォトアワードグランプリに輝いた。
「制作することや展示することは、生きることと同様に世界と関係性をつくること」と語るリリー。「見る」と「見られる」行為をもたらす平面として写真を扱い、高度にシステム化された資本社会に生きる一個人の感性と実存を感じさせるイメージを次々と生み出している。そのイメージの連鎖は、固定されたフレームから逃げるようであり、立ち現れては消えるような重層的な思考空間を生成する。
本展では、写真作品と初公開のドローイングを含め、作品約30点を展示。占領と分断が溢れる社会に対する省察として、具体的なように見えながらも不確かな時間性を持つ「夜」を構築する。
会期中の8月22日には、美術批評家の沢山遼をゲストに迎えたギャラリートークも開催予定。
「制作することや展示することは、生きることと同様に世界と関係性をつくること」と語るリリー。「見る」と「見られる」行為をもたらす平面として写真を扱い、高度にシステム化された資本社会に生きる一個人の感性と実存を感じさせるイメージを次々と生み出している。そのイメージの連鎖は、固定されたフレームから逃げるようであり、立ち現れては消えるような重層的な思考空間を生成する。
本展では、写真作品と初公開のドローイングを含め、作品約30点を展示。占領と分断が溢れる社会に対する省察として、具体的なように見えながらも不確かな時間性を持つ「夜」を構築する。
会期中の8月22日には、美術批評家の沢山遼をゲストに迎えたギャラリートークも開催予定。