EXHIBITIONS
江戸の動物絵大集合!
猿描き狙仙三兄弟
~鶏の若冲、カエルの奉時も
森狙仙(もり・そせん、1747?~1821)は、江戸時代の大坂で生きた名高い絵師のひとり。狙仙は精緻な動物画を得意とし、なかでも多くの猿図を残した。狙仙の描いた「もふもふ」な猿の姿はリアルに、時には人間の行動を投影したかのようにも表され、いまも昔も人々の目を楽しませる。
そんな狙仙にはふたりの兄・陽信(ようしん、1736?~1808?)と周峰(しゅうほう、1738~1823)がおり、両者は狩野派絵画も学び、猿の絵に特化した狙仙の不足を補うかのように、様々な形態・画題の作品を手がけた。しかし狙仙と同時代には、鶏の伊藤若冲、虎の岸駒(がんく)、蛙の松本奉時(ほうじ)らが登場し、ふたりの兄は現代ではほとんど忘れられた存在となっている。
本展は、森三兄弟の画業を本格的に紹介する初めての企画。伊藤若冲や円山応挙など、動物画を得意とした画家の作品も合わせ、親しみやすい画題が、子供から大人までを楽しませる展覧会となる。
そんな狙仙にはふたりの兄・陽信(ようしん、1736?~1808?)と周峰(しゅうほう、1738~1823)がおり、両者は狩野派絵画も学び、猿の絵に特化した狙仙の不足を補うかのように、様々な形態・画題の作品を手がけた。しかし狙仙と同時代には、鶏の伊藤若冲、虎の岸駒(がんく)、蛙の松本奉時(ほうじ)らが登場し、ふたりの兄は現代ではほとんど忘れられた存在となっている。
本展は、森三兄弟の画業を本格的に紹介する初めての企画。伊藤若冲や円山応挙など、動物画を得意とした画家の作品も合わせ、親しみやすい画題が、子供から大人までを楽しませる展覧会となる。




