EXHIBITIONS

カミナリとアート

光/電気/神さま

2017.07.15 - 09.03

川端龍子 怒る富士 1944 大田区立龍子記念館蔵

川端龍子 怒る富士 1944 大田区立龍子記念館蔵

雷神小窓 1931 一之宮貫前神社蔵

ラウル・デュフィ 電気の精(部分) 1953 群馬県立館林美術館蔵

多和田有希 Untitled(Roppongi 2) 2014 作家蔵

青木豊 ゼウスの雷槌 2012 作家蔵

TOCHKA TRACK 2015 作家蔵

 関東平野の北部、昔から夏の雷が多いことで知られるエリアにある、群馬県立館林美術館。群馬県内には雷神を奉った神社も多くある。

 今回はこうした地域にある美術館として、身近な自然現象である「雷」をテーマとして様々な美術作品を紹介する展覧会を開催する。

 第1章では稲妻など雷による現象をあらわした絵画や雷を撮影した写真、第2章では雷神像をはじめとする信仰から生まれた作品や雷を擬人化した作品、そして第3章では雷にともなう現象から連想して、音、光、電気などを表現した現代美術作品を展示する。

 出品作家・作品は以下の通り。

 第1章:榎本耕一、オノサト・トシノブ、加納光於、柄澤齊、川端龍子、白髪一雄、菅井汲、ラウル・デュフィ/上三林雷電神社絵馬ほか
 第2章:石井鶴三、伊藤三枝、岡本健彦、桂ゆき、河鍋暁斎、絹谷幸二、髙橋房雄、中島清之、中野恵祥、橋本雅邦、福田美蘭/大津絵、上毛かるた原画、一之宮貫前神社の雷神小窓ほか
 第3章:小野田賢三、木村崇人、杉本博司、タムラサトル、多和田有希、TOCHKA