EXHIBITIONS
天覧美術
アーティスト・岡本光博のキュレーションによる展覧会「天覧美術(ART with Emperor)」が京都のKUNST ARZTで開催される。
本展は「令和」という新しい時代を迎え、改めて天皇制を考察する企画。岡本光博、木村了子、小泉明郎、鴫剛(しぎ・ごう)、藤井健仁のアーティスト5名が参加する。
流麗な美男子を描いた日本画で知られる木村は、独自のリサーチから禁断のタブーをモチーフにした自作「菊福図」の最新バージョンを発表し、通奏低音として天皇制と対峙し続ける小泉は、貴重な初期の映像作品を公開。孤高の細密描写表現者として知られる鴫は、本展のため新たに彩度調整を施した《ピンクの国会議事堂》などを展示し、人体や地球、文明の礎である鉄という素材の本質を考察する藤井は、「昭和」「平成」という時代を映し出す。
そして、本展キュレーターでもある岡本は、「世継ぎと金継ぎ」をかけた作品と、あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展」を受けて、改めて隣国との関係性を考察した新作を発表する。
なお本展は、KUNST ARZTでの「御所編」(5月22日~31日)を開催後、「皇居編」(6月2日~20日)として東京のeitoeikoを巡回予定。
本展は「令和」という新しい時代を迎え、改めて天皇制を考察する企画。岡本光博、木村了子、小泉明郎、鴫剛(しぎ・ごう)、藤井健仁のアーティスト5名が参加する。
流麗な美男子を描いた日本画で知られる木村は、独自のリサーチから禁断のタブーをモチーフにした自作「菊福図」の最新バージョンを発表し、通奏低音として天皇制と対峙し続ける小泉は、貴重な初期の映像作品を公開。孤高の細密描写表現者として知られる鴫は、本展のため新たに彩度調整を施した《ピンクの国会議事堂》などを展示し、人体や地球、文明の礎である鉄という素材の本質を考察する藤井は、「昭和」「平成」という時代を映し出す。
そして、本展キュレーターでもある岡本は、「世継ぎと金継ぎ」をかけた作品と、あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展」を受けて、改めて隣国との関係性を考察した新作を発表する。
なお本展は、KUNST ARZTでの「御所編」(5月22日~31日)を開催後、「皇居編」(6月2日~20日)として東京のeitoeikoを巡回予定。