EXHIBITIONS
ボストン美術館展 芸術×力(げいじゅつとちから)
設立150周年を迎えたボストン美術館の名品が来日する展覧会「ボストン美術館展 芸術×力(げいじゅつとちから)」が開催される。2020年に新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった本展が、2022年夏、待望の開幕となる。
ボストン美術館は、1870年にボストン市民をはじめとする有志によって設立。76年7月4日の、アメリカ独立100周年記念日に開館し、古代エジプト、アジア、ヨーロッパ、アメリカの美術をはじめとする古代から現代までの作品を収集してきた。50万点近くにおよぶコレクションは質の高さと百科事典的な幅の広さで知られ、現在も拡張を続けている。
本展では、同館のコレクションから、エジプト、ヨーロッパ、インド、中国、日本など、様々な地域で生み出された作品約60点を紹介。古今東西の権力者に関わる作品を中心に、いま鑑賞の対象となっている芸術作品がかつて担っていた役割に焦点を当て、「力」の誇示とともにあった芸術の歴史を振り返る。
見どころのひとつは、日本初公開となる《孔雀図》。江戸時代中期に活動し、書画に長けた文人大名・増山雪斎(ましやま・せっさい、伊勢長島藩第5代藩主)による同作品は、本展のために修復され、初めての里帰りとなる。
ボストン美術館は、1870年にボストン市民をはじめとする有志によって設立。76年7月4日の、アメリカ独立100周年記念日に開館し、古代エジプト、アジア、ヨーロッパ、アメリカの美術をはじめとする古代から現代までの作品を収集してきた。50万点近くにおよぶコレクションは質の高さと百科事典的な幅の広さで知られ、現在も拡張を続けている。
本展では、同館のコレクションから、エジプト、ヨーロッパ、インド、中国、日本など、様々な地域で生み出された作品約60点を紹介。古今東西の権力者に関わる作品を中心に、いま鑑賞の対象となっている芸術作品がかつて担っていた役割に焦点を当て、「力」の誇示とともにあった芸術の歴史を振り返る。
見どころのひとつは、日本初公開となる《孔雀図》。江戸時代中期に活動し、書画に長けた文人大名・増山雪斎(ましやま・せっさい、伊勢長島藩第5代藩主)による同作品は、本展のために修復され、初めての里帰りとなる。