EXHIBITIONS
ケニー・シャーフ、チェマ・コボ 展
ポップ・アートを代表するアーティストのひとり、ケニー・シャーフと、スペイン出身の作家チェマ・コボの作品が東京・神宮前のギャラリークトーで展示されている。
1958年ロサンゼルスに生まれたケニー・シャーフは、80年代のニューヨークでキース・ヘリング、ジャン=ミシェル・バスキアとともに活動。シャーフは、テレビやモダンなデザインに影響されたアイコンを用い、絵画や彫刻、ビデオアート、ストリートアートなど枠組みを越えた表現で知られている。古いものに新しいものを描き加え、日常のものから違う空間やイメージをつくり出し、過去と現在、未来の姿を表した作品は、私たちに社会の問題への気づきをもたらす。
いっぽう、52年にスペイン・タリファで生まれたチェマ・コボは、80年代の新表現主義と同時期に若い世代のアーティストのひとりとして注目された。その後、コボは物質性の強調においてアンフォルメルとのつながりを感じさせながら、ポップ・アートのような色彩やイメージが多重する表現が繊細なネパール紙の大画面で独特の世界観をつくり上げている。
本展では、2人が80年代後半に日本で制作した版画作品を前期(2月25日に終了)と後期に分けて展示している。
1958年ロサンゼルスに生まれたケニー・シャーフは、80年代のニューヨークでキース・ヘリング、ジャン=ミシェル・バスキアとともに活動。シャーフは、テレビやモダンなデザインに影響されたアイコンを用い、絵画や彫刻、ビデオアート、ストリートアートなど枠組みを越えた表現で知られている。古いものに新しいものを描き加え、日常のものから違う空間やイメージをつくり出し、過去と現在、未来の姿を表した作品は、私たちに社会の問題への気づきをもたらす。
いっぽう、52年にスペイン・タリファで生まれたチェマ・コボは、80年代の新表現主義と同時期に若い世代のアーティストのひとりとして注目された。その後、コボは物質性の強調においてアンフォルメルとのつながりを感じさせながら、ポップ・アートのような色彩やイメージが多重する表現が繊細なネパール紙の大画面で独特の世界観をつくり上げている。
本展では、2人が80年代後半に日本で制作した版画作品を前期(2月25日に終了)と後期に分けて展示している。