EXHIBITIONS
森英恵 世界にはばたく蝶
日本人ファッションデザイナーのパイオニアであり、日本の女性の社会進出の先駆けを象徴する憧れの存在として、人々に愛されてきた森英恵。戦後の復興期に自身のブランドを立ち上げた森は、1965年にニューヨークで初の海外コレクションを成功させると、77年にはパリにメゾンをオープンし、オートクチュール組合に属する初めての東洋人としてこれまで国際的に活躍してきた。
本展では、森の多岐にわたる手仕事の作品を通し、激動の時代をしなやかに切り開いてきた足跡をたどるもの。自身も「マダムバタフライ」と称されるように、森が「蝶」を代表的なモチーフとして半世紀にわたり手がけてきたオートクチュール、日本映画の黄金期や美空ひばりの公演、劇団四季の舞台を彩った衣裳、バルセロナ五輪や70年の大阪万博のためにデザインしたユニフォームなどが展示される。
また展示品のなかには、50年代に森がファッションデザイナーとしてのキャリアをスタートした新宿の「ひよしや」時代の写真や、オートクチュール制作に不可欠な素材や実際に使用していた道具などの貴重な資料も並ぶ。
※本展は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、4月2日をもって会期終了。
本展では、森の多岐にわたる手仕事の作品を通し、激動の時代をしなやかに切り開いてきた足跡をたどるもの。自身も「マダムバタフライ」と称されるように、森が「蝶」を代表的なモチーフとして半世紀にわたり手がけてきたオートクチュール、日本映画の黄金期や美空ひばりの公演、劇団四季の舞台を彩った衣裳、バルセロナ五輪や70年の大阪万博のためにデザインしたユニフォームなどが展示される。
また展示品のなかには、50年代に森がファッションデザイナーとしてのキャリアをスタートした新宿の「ひよしや」時代の写真や、オートクチュール制作に不可欠な素材や実際に使用していた道具などの貴重な資料も並ぶ。
※本展は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、4月2日をもって会期終了。