EXHIBITIONS

大浮世絵展

-歌麿、写楽、北斎、 広重、国芳 夢の競演

2020.01.28 - 03.22

東洲斎写楽 3代目大谷鬼次の江戸兵衛 江戸時代 1794(寛政6)年5月 大判錦絵 シカゴ美術館蔵 Photography © The Art Institute oh Chicago / Image source:Art Resource, NY 展示期間=2020年1月28日~3月22日

喜多川歌麿 婦女人相十品 ポペンを吹く娘 江戸時代 1792-3(寛政4-5年)頃 大判錦絵 メトロポリタン美術館蔵 Image Copyright ©The Metropolitan Museum of Art / Image source: Art Resource, NY 展示期間=2020年2月11日~3月1日

葛飾北斎 冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏 江戸時代 1831-33(天保2-4年)頃 大判錦絵 ミネアポリス美術館蔵 Photo: Minneapolis Institute of Art 展示期間=2020年1月28日~2月24日

歌川広重 東海道五拾三次之内 庄野 白雨 江戸時代 1834-36(天保5-7年)頃 大判錦絵 東京都江戸東京博物館蔵 展示期間=2020年2月26日~3月22日

歌川国芳 宮本武蔵の鯨退治 江戸時代 1847(弘化4)年頃 大判錦絵3枚続 展示期間=2020年1月28日~2月24日

 2014年に全国3会場で約38万人の来場者数を記録し、浮世絵ブームをつくり出した「大浮世絵展」の第2弾が開催される。 

 今回は世界的にも人気の5人の絵師、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳にフォーカスし、国内のほか欧米の美術館、博物館、個人コレクションなどから傑作が集結。歌麿は美人画、写楽は役者絵、北斎と広重は風景画、国芳は勇壮な武者絵と機知に富んだ戯画と、各絵師が得意としたテーマで精選した作品群約300点を紹介する(会期中展示替えあり、常時約150点を陳列)。

 また、受贈記念特別公開「まぼろしの春画 国貞三源氏」を同時開催。幻の春画として、長いあいだ所在不明だった歌川国貞の傑作『正寫相生源氏(しょううつしあいおいげんじ)』が福岡市美術館に寄贈されたことを記念し、その初摺本全3巻を世界初公開する(入場は18歳以上)。

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、2月27日~3月20日まで臨時休館。詳細は公式ウェブサイトまで。