KYOTO Shaping the Future──食がつくる都市

　京都工芸繊維大学 KYOTO Design Labは新たな取り組みとして、2020年より隔年開催の「京都ビエンナーレ 国際都市デザイン展」をスタート。本展では、様々なコラボレーターとともに一歩引いた視点から京都を俯瞰するとともに、社会のリデザインを提案し、新たな都市の未来像を提示していくという。

　第1回展「KYOTO Shaping the Future ─食がつくる都市」では「食がつくる都市」をテーマに、3月27日〜29日の3日間にわたって開催。食をめぐる循環構造を歴史的な視点からリサーチし、これを最先端テクノロジーとかけ合わせることで、「食」から派生する新たな未来都市の可能性を探る。

　会場では、1000年以上にわたる都市空間の変化や食と都市の関係を表す映像を投影した「都市模型プロジェクションマッピング」、京都における「都市」と「食」のダイナミックな関係を、生産・都市形態学・祇園祭など6つのキーワードで読み解くテーマ展示「京都を形づくる食」を展開。そして3つのプロジェクト展示で、様々なコラボレーションの成果を発表する。

　本展に先立ち、KYOTO Design Lab 東京ギャラリー（アーツ千代田 3331）では、その概要を紹介するプレイベント「Preview Exhibition: KYOTO Shaping the Future」（1月18〜2月9日）が開催される。

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、開催を中止。