EXHIBITIONS
篠田桃紅
とどめ得ぬもの 墨のいろ 心のかたち
日本を代表する墨象作家・篠田桃紅は、文字のかたちにとらわれない「水墨抽象画」という独自のスタイルを確立して以来、現在までつねに新しい表現に挑戦し続けてきた。
自然や時代の変化のなかに漂いうつろう、「とどめ得ぬもの」に寄り添い、そこに見出した一筋の「墨いろ」の線は、無限の広がりを感じさせるリズムを奏でる。
本展では、桃紅が日本の古典文学と書法を学び出発した初期の活動から、文字を離れて墨の色や線を追求し、独自の抽象表現を確立したニューヨークでの挑戦を紹介。一瞬の「心のかたち」を追求し続ける現在までの変遷を、作品約60点と資料でたどる。
自然や時代の変化のなかに漂いうつろう、「とどめ得ぬもの」に寄り添い、そこに見出した一筋の「墨いろ」の線は、無限の広がりを感じさせるリズムを奏でる。
本展では、桃紅が日本の古典文学と書法を学び出発した初期の活動から、文字を離れて墨の色や線を追求し、独自の抽象表現を確立したニューヨークでの挑戦を紹介。一瞬の「心のかたち」を追求し続ける現在までの変遷を、作品約60点と資料でたどる。