EXHIBITIONS

伊勢周平「ただの絵」

伊勢周平 双眼鏡から 2018

 自作の絵具を用いて絵画の自在性を表現する画家の伊勢周平が、Takuro Someya Contemporary Artでの3年ぶりとなる個展を開催する。

 伊勢は1986年山形県生まれ。2013年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画技法材料第一研究室、17年同大学絵画科博士課程修了。主な展覧会に「JPN_3」(Sprout Curation、東京、2018)、「Einfach Malerei」(ミュンスター芸術アカデミー、2012)、「高橋コレクション 顔と抽象 ─ 清春白樺美術館コレクションとともに」(清春芸術村、山梨、2018)などがある。

 本展では ドイツ語圏に日本を紹介する、ドイツ東洋文化研究協会主催の企画展「カナリアの仕事へ」(ドイツ文化会館、東京、2019)で初公開された作品《双眼鏡から》のほか、新作を含む絵画およそ10点を展示。伊勢がこれまで一貫して取り組んできた絵画制作について、筆のストロークによって構成されたストレートな抽象絵画群と、作家本人によるエッセイを交えて読みほぐすような展覧会となる。