EXHIBITIONS
BCL
Resist/Refuse
2004年にゲオアグ・トレメルと福原志保によって立ち上げられた、科学・デザインの領域を超えたコラボレーションを行うアーティスティック・リサーチ・フレームワーク「BCL」。これまでBCLは、バイオテクノロジーの発展が社会へ与えるインパクトに焦点を当てて活動してきた。
今回BCLは、2つのトピックに着目。まず、第二次世界大戦中、日本では細菌を保有したネズミが仕込まれた陶器製爆弾が陶芸工場で生産され、戦地で使用されたといわれている。つぎに現在、感染症研究所ではウイルスの防御として新しい抗生物質の菌株に取り組んでいる。
本展ではBCLのゲオアグ・トレメルと、オーストリア在住の陶芸家、マティアス・トレメルが協働し、かつて生物兵器の入れ物としてあった、爆弾型陶器を再び制作。破壊し、それに金継ぎを施し、抗生剤を植え付けて作品化する。
耐性/拒絶、破壊と復元、災いから治癒、その移行の象徴として金継ぎされた「爆弾型陶器」と、その制作過程のビデオを展示する。
今回BCLは、2つのトピックに着目。まず、第二次世界大戦中、日本では細菌を保有したネズミが仕込まれた陶器製爆弾が陶芸工場で生産され、戦地で使用されたといわれている。つぎに現在、感染症研究所ではウイルスの防御として新しい抗生物質の菌株に取り組んでいる。
本展ではBCLのゲオアグ・トレメルと、オーストリア在住の陶芸家、マティアス・トレメルが協働し、かつて生物兵器の入れ物としてあった、爆弾型陶器を再び制作。破壊し、それに金継ぎを施し、抗生剤を植え付けて作品化する。
耐性/拒絶、破壊と復元、災いから治癒、その移行の象徴として金継ぎされた「爆弾型陶器」と、その制作過程のビデオを展示する。