EXHIBITIONS
篠田桃紅芸術月間2020
夜雪─篠田桃紅 夜のいろ
美術家・篠田桃紅の作品をテーマごとに紹介する展覧会シリーズ「篠田桃紅芸術月間」。今回は「夜雪─篠田桃紅 夜のいろ」と題して、桃紅作品の墨と和紙が織りなすモノクロの表現に注目する。
「水墨抽象画」によって真の美を探求し続ける桃紅。墨で自由に描く「水墨抽象画」を確立し、壁画やレリーフといった建築に関わる仕事から、リトグラフや装丁まで幅広い作品を手がけてきた。
自伝『桃紅 私というひとり』(2000)において、「墨いろが生気を帯びて、紙面にただよい、紙背に透るようなときに、夜の闇のけはいは似ている」という言葉を寄せた桃紅。墨と100年をともに歩む桃紅にとって、冬の夜の闇にこもった静謐な気配は、墨が水となじみ和紙に広がる姿を思い浮かばせるという。
本展では岐阜現代美術館の所蔵品より、夜の冬のような静かな佇まいの作品を展示する。
「水墨抽象画」によって真の美を探求し続ける桃紅。墨で自由に描く「水墨抽象画」を確立し、壁画やレリーフといった建築に関わる仕事から、リトグラフや装丁まで幅広い作品を手がけてきた。
自伝『桃紅 私というひとり』(2000)において、「墨いろが生気を帯びて、紙面にただよい、紙背に透るようなときに、夜の闇のけはいは似ている」という言葉を寄せた桃紅。墨と100年をともに歩む桃紅にとって、冬の夜の闇にこもった静謐な気配は、墨が水となじみ和紙に広がる姿を思い浮かばせるという。
本展では岐阜現代美術館の所蔵品より、夜の冬のような静かな佇まいの作品を展示する。