EXHIBITIONS

ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校 第5期生展覧会

グループC「おどりじ―々々々―」

キービジュアル デザイン=青息

 批評家・黒瀬陽平の指導のもと、美術大学とは異なるカリキュラムで美術家を育成してきた「ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校」。第5期ではこれまでの「通常課程」に加え、キュレーションに軸を置いた「コレクティブ リーダー課程(CL課程)」を新たに設け、9月〜12月にかけて受講生によるグループ展全4回を開催している。

 第3弾となるグループCの展示「おどりじ―々々々―」は、CL課程の須藤晴彦、鴻知佳子、鈴木杏奈の3名がキュレーションを担当。伊賀大、小笠原盛久、神尾篤史、小林万凜、藤井陸、三浦春雨、杏子、紋羽是定の8名が展示を行う。

 本展では、いまは日本でしかほとんど使われてない「々」「ゝ」などの踊り字に着目。前の繰り返すことを意味する記号を引き合いに、代替不可能な人間の固有性を考えるという。

 11月16日の講評会のゲスト講師は八谷和彦。ニコニコ生放送のチャンネルにてその模様を生中継する。なお、4回のグループ展は最終講評会への選考も兼ねており、卓越した力を発揮した受講生数名は、2020年2月にゲンロンカフェの最終講評会に出品することができる。