EXHIBITIONS

ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校 第5期生展覧会

グループB「摩訶神隠し」

キービジュアル デザイン=6:30

 批評家・黒瀬陽平の指導のもと、美術大学とは異なるカリキュラムで美術家を育成してきた「ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校」。第5期ではこれまでの「通常課程」に加え、キュレーションに軸を置いた「コレクティブ リーダー課程(CL課程)」を新たに設け、9月〜12月にかけて受講生によるグループ展全4回を開催している。

 第2弾となるグループBの展示「摩訶神隠し」は、CL課程のNILとマリコムがキュレーションを担当し、大島有香子、木谷優太、小林毅大、鈴木知史、田中愛理、繭見、zzzの7名が参加。本展では、現代日本において失われた「神隠し」の想像力を再起動させ、「境界(現実/夢、加害/被害、生/死、家族/疑似家族、健常/障害など)」の向こう側と関係を結び直すことができるかを考えていくという。

 10月19日に行う講評会のゲストには飴屋法水を迎え、ニコニコ生放送のチャンネルにてその模様を無料生中継する。なお、4回のグループ展は最終講評会への選考も兼ねており、卓越した力を発揮した受講生数名は2020年2月にゲンロンカフェで行われる最終講評会に出品することができる。