EXHIBITIONS
小林健太「The Magician's Nephew」
小林健太は1992年神奈川県生まれ、東京と湘南を拠点に活動するアーティスト。撮影後の写真を画像処理ソフトで編集し、「写真」また「真を写す」とは何かをテーマに制作を行っている。主な個展に、「Photographic Universe」(Fotografia Europea、レッジョ・エミリア、イタリア、2019)、「自動車昆虫論/美とはなにか」(G/P gallery、東京、2017)などがある。
本展のタイトル「The Magician's Nephew」は、作家が幼少期に読んだ物語『魔術師のおい』に登場する別の時空間へ移動できる湖と、映画『ファンタジア』の魔法使いの弟子に由来。写真は複数の世界の接触面であり、「イメージの背後にあるまだ名もかたちもない空白地帯を写し出すことが可能ではないか」という思案と、身体運動や思考するという労働もコピー可能なデジタルメディアへの考察を深めた写真・映像作品を発表する。
本展のタイトル「The Magician's Nephew」は、作家が幼少期に読んだ物語『魔術師のおい』に登場する別の時空間へ移動できる湖と、映画『ファンタジア』の魔法使いの弟子に由来。写真は複数の世界の接触面であり、「イメージの背後にあるまだ名もかたちもない空白地帯を写し出すことが可能ではないか」という思案と、身体運動や思考するという労働もコピー可能なデジタルメディアへの考察を深めた写真・映像作品を発表する。