EXHIBITIONS

金文―中国古代の文字―

2019.11.09 - 12.20

宰椃角 商後期 泉屋博古館蔵

仁寿狻猊鏡 初唐 泉屋博古館蔵

井仁ねい鐘 西周後期 泉屋博古館蔵

 いまから3000年前の商周時代、様々な造形を持つ青銅器が盛んに製作され、その表面には「金文」が鋳込まれていた。

「金文」とは、現在の漢字の祖先にあたる中国古代の文字のこと。平面上に「書かれた」ものではなく、鋳物の技術によって立体的に「造られた」ものであった。

 本展では、青銅器に表された金文の世界を紹介。復元鋳造のレプリカやその鋳型を展示し、鋳物の技術としての文字を解説する。