EXHIBITIONS

廣 直高「In the Ravine (峡谷にて)」

2019.10.27 - 11.24

廣直高 Untitled(Folklore) 2019

 一貫して「身体」をテーマに制作を行うアーティスト・廣直高の個展が開催される。
 
 廣は1972年大阪府生まれ、カリフォルニア・インスティチュート・オブ ・ジ・アーツにてMFAを取得。現在、ロサンゼルス在住。これまで参加した展覧会に、「Made in L.A.」(ハマー美術館、ロサンゼルス、2018)、「Protuberances」(LAXART、ロサンゼルス、2016)、「A Modest Proposal」(ハウザー&ワース、ニューヨーク、2016)などがある。

 廣がつねに制作の出発点としているのは自身の「身体」。主に映像作品において、自分の目ではすべてを見ることのできない身体の性質を用い、探求と実験を続けてきた。近年は、自身の身体を理解すると同時に、身体から作品(アート)を生成する方法として、キャンバスや木製パネルも素材に取り入れている。

 本展では、ドローイングやキャンバス、木製パネル、彫刻といった様々なメディアによって探求され、作家の身体が表現された作品を展示する。