EXHIBITIONS

サガテレビ開局50周年記念

超写実展 リアルを越えた絵画

2019.09.14 - 11.10

ハイメ・ヴァレロ ポートレートNo.5 2013 ヨーロッパ近代美術館(MEAM)蔵

島村信之 西窓 2013 ホキ美術館蔵

 写実絵画専門美術館・ホキ美術館と、具象と彫刻に特化したヨーロッパ近代美術館の写実絵画が展示されている。

 ホキ美術館は千葉市緑区に2010年に開館した、世界でも稀な写実絵画専門美術館。そのコレクションは、実業家の保木将夫が収集した写実絵画作品約480点からなり、巨匠から若手まで約60作家480点の写実絵画を収蔵している。

 ヨーロッパ近代美術館は、スペイン、バルセロナの中心ゴシック地区にある18世紀の貴族の館を改築し、2011年に開館。写実絵画と彫刻に特化しており、2階から4階までの展示室では、絵画と彫刻の写実作品約200点を常時鑑賞することができる。
 
 両館は現代を生きる作家の作品を収集し一般公開するとともに、写実絵画のコンペティションを行い、若手作家の育成や援助など、同じ志を持って美術館活動を行っている。
 
 いま、もっともリアリズムが盛んな国と言われる日本とスペイン。本展では、ヨーロッパ近代美術館から選りすぐりの59点、そしてホキ美術館からはコレクションを代表する54点を紹介する。