EXHIBITIONS

アートセンターをひらく 第Ⅱ期

エマニュエル・レネ Willing Suspension of Belief 2019 撮影:Jean-Christophe Lett

 2020年に開館30周年を迎える水戸芸術館現代美術センターは、移り変わる社会のなかでアートセンターに求められる役割を探る企画「アートセンターをひらく」を2期にわけて開催している。

 今年3~5月にかけて行った第Ⅰ期では、アートセンターを「アートが生まれる場」ととらえ直し、ギャラリーをアーティストや来場者の「創作と対話」のための場とした。続く第Ⅱ期では、展覧会を軸に、対話と様々な活動を育む場としてギャラリーを活用。本展では、第Ⅰ期で1ヶ月の滞在制作を行った招聘アーティストたちが地域や同館をリサーチし、市民の協力を得て制作した新作を発表する。

 出展作家は呉夏枝(お・はぢ)、ハロルド・オフェイ、砂連尾理(じゃれお・おさむ)、末永史尚、潘逸舟(はん・いしゅ)、毛利悠子、エマニュエル・レネの7名。また第Ⅰ期から参加中の砂連尾による、対話と身体表現のワークショップ「変身」の様子を公開し、最終発表を行う。また12月5日には、第Ⅰ期で好評だった、人々が思い思いに過ごし、出会い、活動できる「ひらくカフェ」をギャラリー内のワークショップ室に移してオープン。

 作品をきっかけに対話や関わりが生まれる、また次へとつながりうる社会的な場をひらくことで、アートセンターの役割を実践的に探る。