EXHIBITIONS
のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地〈ワンダーランド〉
代表作『のらくろ』をはじめ、杉浦茂や長谷川町子ら才能豊かな弟子たちを育てたことでも知られるマンガ家・田河水泡(たがわ・すいほう)。田河が手がけた『のらくろ』は、1931年の『少年倶楽部』(大日本雄弁会講談社)での連載開始から瞬く間に大人気となり、マンガにとどまらず、演劇やアニメーション映画、レコード、人形や菓子類のおまけなど多方面にわたって時代を代表する文化的なアイコンとなった。
また当時、出版社もマンガ分野に参入し始めたことで新進のマンガ家たちが台頭。大量の子供向けマンガの市場が構築され、戦後に手塚治虫などの新たな才能を育む土壌として、マンガ文化を大きく躍進させる原動力となった。
本展では、昭和に花開いた子供向けマンガの歴史を踏まえ、現在に続く「ストーリーマンガ」の成立に深く関わった田河の足跡と後世代への影響に注目。田河が生み出した魅力的なキャラクターたち、当時の子供たちが楽しんだ幻の絵本シリーズ『講談社の絵本』の原画などを紹介し、知られざる「子供マンガ」の豊かな世界を再発見する。
※台風19号の影響に伴う休館のため、開催中止。詳細は美術館ウェブサイトを参照。
また当時、出版社もマンガ分野に参入し始めたことで新進のマンガ家たちが台頭。大量の子供向けマンガの市場が構築され、戦後に手塚治虫などの新たな才能を育む土壌として、マンガ文化を大きく躍進させる原動力となった。
本展では、昭和に花開いた子供向けマンガの歴史を踏まえ、現在に続く「ストーリーマンガ」の成立に深く関わった田河の足跡と後世代への影響に注目。田河が生み出した魅力的なキャラクターたち、当時の子供たちが楽しんだ幻の絵本シリーズ『講談社の絵本』の原画などを紹介し、知られざる「子供マンガ」の豊かな世界を再発見する。
※台風19号の影響に伴う休館のため、開催中止。詳細は美術館ウェブサイトを参照。