EXHIBITIONS

藤原彩人展「像化ー雨の行方ー」

gallery 21yo-j|06.12 - 06.29

藤原彩人 2019

 藤原彩人は1975年生まれ、栃木県出身の彫刻家。2003年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。陶を素材に、人間の内と外、存在と虚無、光と影といった相反する要素を併せ持つ、「人体/生体」の像を表現している。

 07〜08年まで文化庁新進芸術家海外研修員としてロンドンに滞在。近年参加した展覧会「オープンシアター/KAAT突然ミュージアム2016」(KAAT神奈川芸術劇場、2016)や「みる、ふれる、きくアートー感覚で楽しむ美術ー」(栃木県立美術館、2014)では、釉薬を陶の表面に流しかけ、視覚的に伝わりにくい重力の可視化を試みた作品を発表。

 本展では「空から降ってきた雨が、地表にある様々なモノに触れながら呼び名を変え、またいつの日か雨となることを、私が彫刻で表すとしたらどのようなものが生み出されるだろうか」という作家の考えが、ひとつの創造の起点となっている。雨と水の関係性や自然現象と人間の営みをイメージした人体像やレリーフ作品などの新作を発表予定。