• HOME
  • 展覧会
  • 熊本
  • 浦川大志&名もなき実昌 二人展「終わるまで終わらないよ」
EXHIBITIONS

浦川大志&名もなき実昌 二人展「終わるまで終わらないよ」

2019.04.24 - 07.07

名もなき実昌 低画質地獄('△' ;) 2018

浦川大志 熊本駅から風景(撃つ用意) 2019

名もなき実昌 ふぃんが~ぺいんと(*’▽’*)(平成) 2019

名もなき実昌 ふぃんが~ぺいんと(≧∇≦)(令和) 2019

名もなき実昌 縺、縺九&繧偵▽縺上m縺(つかさをつくろう) 2019

 福岡県を拠点に活動する若手作家、浦川大志と名もなき実昌の2人展。本展では、インターネットやデジタルデバイスなどの影響下で変容する現代の知覚・認識のあり方を反映した、絵画作品を手がける両作家の新作と既存作品をあわせて展示し、それぞれの最新の試みを提示する。

 浦川は1994年生まれ、九州産業大学芸術学部洋画専攻。iPhoneを通して取得した情報や身体感覚をもとに、仮想空間を思わせる絵画作品を発表している。2015年に「第24回英展 〜半径3メートル〜」優秀賞、18年に「VOCA 展 2018」大原美術館賞を受賞。近年参加した展覧会に、「新しい平面の作家その一部コア ――梅沢和木、浦川大志、百頭たけし」(ゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエ、東京、2018)、「黄金町バザール 2015」(横浜)など。

 名もなき実昌は1994年生まれ。2013年よりTwitterで活動し、インターネット上の人格や画像と、アニメキャラクターの類似性をテーマに作品を制作。主にペインティングやドローイングによって、画像的に解体されたキャラクターが「幽霊的」に偏在するイメージを表現している。