EXHIBITIONS

松下まり子「Oasis」

KEN NAKAHASHI|05.02 - 05.31

松下まり子 赤い部屋 2019 撮影=齋藤裕也 © Mariko Matsushita Courtesy of KEN NAKAHASHI

松下まり子 赤い部屋 -London- 2017 © Mariko Matsushita Courtesy of KEN NAKAHASHI

松下まり子 子供の心 2019 © Mariko Matsushita Courtesy of KEN NAKAHASHI

松下まり子 Witch ドローイング © Mariko Matsushita Courtesy of KEN NAKAHASHI

松下まり子 ふたつの霊魂のための壺 2019 © Mariko Matsushita Courtesy of KEN NAKAHASHI

 松下まり子は1980年大阪府生まれ、2004年に京都市芸術大学油画専攻卒業。16年に「第2回CAFAA賞」最優秀賞を受賞し、17年にはロンドンのデルフィナ財団でレジデンスに参加した。近年は、海外への旅や東京での日常を通じて、絵画表現だけでなく、パフォーマンス・映像・写真・詩・立体など新たなメディアを用いて活動の場を広げている。

 性愛や生きる痛みを主題として油絵を制作してきた松下。自然/原我との対話、子生み、各地の神や死生観に興味を持ち、フェミニズムの問題も避けて通れないテーマとして学んでいる。しかし、その作品はあくまで個人的な心が投影されている。

 本展では、松下が各地で集めてきた赤く薄い布をつなげ、徐々に布を増やすことで成長する作品《赤い部屋》でギャラリーの窓を覆う。そばには白く曖昧なかたちの立体作品や新作の絵画を配置し、光や風、温度や重力を感じることができる神秘的な空間がつくり出される。