EXHIBITIONS

特別企画 日本・中国絵画展 画家たちの技と表現

2019.04.12 - 05.16, 2019.05.18 - 06.30

可翁筆 寒山図 南北朝時代 14世紀 国宝

尾形光琳 牡丹図 江戸時代 18世紀

白桃小禽図 中国・南宋時代 13世紀 重要文化財

伊勢物語図屏風 江戸時代 17世紀

歌舞伎図屏風 江戸時代 17世紀

 可翁筆《寒山図》(国宝)をはじめ、中国・南宋時代の花鳥画や、日本中世に制作された絵巻物や水墨画、琳派など、幅広く質の高い作品を多く有するサンリツ服部美術館。今回は同館のコレクションの中から、日本・中国絵画の優品を集めた展覧会を開催する。

 本展の出品作は、《寒山図》や尾形光琳の《牡丹図》、日観《葡萄図》(重要文化財)など。絵画に見られる構図や線、色彩などに注目し、画家たちが用いた技法や表現から日本・中国絵画の魅力に迫る。画家たちが極めた技法の数々を通じ、当時の人々の美意識を楽しみたい。

 また、オディロン・ルドン、ラウル・デュフィなど、服部一郎コレクションの近現代絵画を紹介する「色彩を観る」展が同時開催される。