EXHIBITIONS
特別展
国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅
平安京の遷都に伴い、王城鎮護の官寺として西寺とともに建立された東寺(教王護国寺)。823年には、嵯峨天皇が東寺を弘法大師空海に下賜し、真言密教の根本道場となった。唐で新しい仏教である密教を学んで帰国した空海が東寺にもたらした造形物は、美術品としても極めて高い質を誇っており、日本の仏教美術の中で際立っている。
本展では、空海にまつわる名宝をはじめ、密教の真髄をかたちに表した東寺講堂の、21体の仏像からなる立体曼荼羅のうち史上最多となる15体が集結。さらに、真言宗でもっとも重要な儀式「後七日御修法」の道場を、それに関わる国宝《密教法具》や重要文化財《金銅舎利塔》などとともに再現する。
また、「曼荼羅のお寺」とも言われる東寺に伝来する、現存最古の彩色両界曼荼羅図である国宝《両界曼荼羅図 西院曼荼羅(伝真言院曼荼羅)》(展示期間=4月23日〜5月6日)を含む4件を公開。密教美術の最高峰が一堂に会し、空海の教えのもとで東寺が大切に守り伝えてきた至宝の全貌を紹介する。
本展では、空海にまつわる名宝をはじめ、密教の真髄をかたちに表した東寺講堂の、21体の仏像からなる立体曼荼羅のうち史上最多となる15体が集結。さらに、真言宗でもっとも重要な儀式「後七日御修法」の道場を、それに関わる国宝《密教法具》や重要文化財《金銅舎利塔》などとともに再現する。
また、「曼荼羅のお寺」とも言われる東寺に伝来する、現存最古の彩色両界曼荼羅図である国宝《両界曼荼羅図 西院曼荼羅(伝真言院曼荼羅)》(展示期間=4月23日〜5月6日)を含む4件を公開。密教美術の最高峰が一堂に会し、空海の教えのもとで東寺が大切に守り伝えてきた至宝の全貌を紹介する。