VOCA展2019

　現代美術における平面の領域で、国際的にも通用するような将来性のある若い作家の支援を目的に、1994年より毎年開催される「VOCA展」。2019年は、新進気鋭の作家33組が出品し、VOCA賞は東城信之介、VOCA奨励は石場文子、チョン・ユギュン、VOCA佳作賞は遠藤薫、目（荒神明香、南川憲二、増井宏文）、大原美術館賞は喜多村みかと、それぞれに決定した。

　本展では受賞・出品作家の入選作品を一堂に展示。関連企画として、シンポジウムや受賞作家によるアーティスト・トークなどの実施に加え、上野の森美術館の別館ギャラリーでは、「VOCA展2005」出品者・内海聖史の個展が同時開催される。

　また第1回より「VOCA展」に協賛する第一生命保険株式会社が、「VOCA展2019」の会期を含む3月1日〜4月19日までVOCA受賞作品展「CONNECT VOCA！」を第一生命ギャラリーで開催。同所では初展示となるVOCA展「大原美術館賞」の作品と、第一生命所蔵作品の計7点が並ぶ。