EXHIBITIONS

糸川ゆりえ「揺らぐからだ」

児玉画廊|01.11 - 02.15

糸川ゆりえ 水浴 2018 画像提供=児玉画廊

 透明色や銀色、パール、ラメなどによって意図的に反射や透過といった光の効果を画面に取り入れた絵画を手がける糸川ゆりえ。星座、家、ボート、そして人物像を題材とした、水のような透明感に溢れる色彩が特徴の作品には明瞭な輪郭線はほぼ存在せず、背景とモチーフの境目は淡く溶け合って混ざり合い、見る者に浮遊感を感じさせる。

 本展では、特定のキャラクター性を持たず、ときには人物として判別が困難な像を描写してきた糸川が、初となる裸の女性像を描いた作品を発表。これまでの一貫した人物像に対する匿名性、存在の曖昧さから距離を置くことを試みる。