EXHIBITIONS

髙柳恵里 展 ー 性能、他 ー

2019.01.26 - 02.16

展覧会イメージ写真

 身近な日用品や出来事を素材に、立体作品やインスタレーションなどあらゆる方法で発表を続ける髙柳恵里の個展が開催される。

 髙柳は1962年神奈川県生まれ、88年多摩美術大学大学院絵画科修了。何気ない日常に潜む違和感や機微を感じ取り、ものが持つ性質を独自の視点でとらえて作品化してきた。これまでの主な個展に、「事実」(TALION GALLERY、東京、2017)、「不意打ち」(TIME & STYLE MIDTOWN、東京、2013)、『近作展28 髙柳恵里』(国立国際美術館、大阪、2003)など。2018年の個展「自明」(TIME & STYLE MIDTOWN)では、美術品と日常品を混同しうるインテリアショップ内での展示を試みた。

 髙柳は立体などの新作からなる本展に寄せて、「そのことが、どこにも位置を持たないまま、あってほしいと思っている」とコメントしている。