EXHIBITIONS

温故礼讃

-百花繚乱・相国寺文化圏

2018.10.13 - 12.24, 2019.01.13 - 03.24

文正 鳴鶴図(右幅) 明時代 相国寺蔵 重要文化財

文正 鳴鶴図(左幅) 明時代 相国寺蔵 重要文化財

伊藤若冲 竹虎図 双幅のうち 江戸時代 鹿苑寺蔵

無学祖元墨蹟 与長楽寺一翁偈語(四幅のうち) 鎌倉時代 相国寺蔵 国宝

無学祖元墨蹟 与長楽寺一翁偈語(四幅のうち) 鎌倉時代 相国寺蔵 国宝

無学祖元墨蹟 与長楽寺一翁偈語(四幅のうち) 鎌倉時代 相国寺蔵 国宝

無学祖元墨蹟 与長楽寺一翁偈語(四幅のうち) 鎌倉時代 相国寺蔵 国宝

 いまから約600年前、室町三代将軍・足利義満によって創建され、京都五山第二位に列する名刹・相国寺(萬年山相國承天禅寺)。世界文化遺産に指定される金閣と銀閣を有し、足利将軍家の唐物趣味(中国趣味)と深く関わって、ほかの京五山禅林とは異なる独自の文化を育んだ。

 金閣では義満が膨大な中国絵画の名品を愛玩し、銀閣の地・東山山荘の同仁斎では八代将軍の義政が中国の隠遁思想を体現。相国寺では画僧たちが将軍家の御用絵師に代々就任し、その画風は室町水墨画史を多様に彩った。これら相国寺の文化活動は、室町文化の歴史に新風を吹き込んだ。

 本展は、「相国寺文化圏」と銘をうち、国宝・重要文化財を多く含む相国寺伝来の名品を一堂に展観し、室町時代からの歴史の荒波を乗り越え、いまに伝わる寺宝への、温故(古きをあたためる)という教えを礼讃しようとするもの。

 さらに、鹿苑寺(金閣寺)大書院の一部を再現した展示や伊藤若冲の水墨画の名作《竹虎図》を公開。重要文化財に新指定された円山応挙による《大瀑布図》の巨軸も見どころとなる。