EXHIBITIONS

新・北斎展 HOKUSAI UPDATED

葛飾北斎 百物語 こはだ小平二 中判 天保2-3(1831-32)年頃
山口県立萩美術館・浦上記念館 展示期間=3月6日~3月24日 ※1月17日~2月18日は中右コレクションの作品を展示

葛飾北斎 弘法大師修法図 紙本1幅 弘化年間(1844-47) 西新井大師總持寺 通期展示

葛飾北斎 冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏 大判 天保初期(1830-34)頃 島根県立美術館(新庄コレクション)
展示期間=2月21日~3月24日 ※1月17日~2月18日は日本浮世絵博物館の作品を展示

葛飾北斎 冨嶽三十六景 凱風快晴 大判 天保初期(1830-34)頃 島根県立美術館(新庄コレクション)
展示期間=1月17日~2月18日

葛飾北斎 牡丹に蝶 大判 天保初期(1830-34)頃 島根県立美術館(永田コレクション)
展示期間=1月30日~2月18日

葛飾北斎 向日葵図 紙本1幅 弘化4(1847)年 シンシナティ美術館
Cincinnati Art Museum, The Thoms Collection-Given by Mrs. Murat H. Davidson in Honor of her Grandfather, Joseph C. Thoms, 1982.15 通期展示

 世界でもっとも知られる日本の芸術家のひとり・葛飾北斎。江戸時代後期に浮世絵師として登場してから90歳で没するまでの約70年におよぶ画業の中で、度重なる画号の改名や画風の変化などつねにアップデートし、新たな絵画に挑み続けた。

 そんな北斎のデビュー作から90歳の絶筆までを網羅する待望の大規模展覧会が開催。「冨嶽三十六景」や『北斎漫画』などの代表作をはじめ、近年の研究成果によって発見・再発見された作品、日本初公開となる貴重品も含め約480件が一堂に揃う。

 見どころのひとつとなる、アメリカ・シンシナティ美術館所蔵の肉筆画《向日葵(ひまわり)図》は北斎が88歳の時に描いたもの。その凛とした佇まいからは、衰えを感じさせない北斎の熱量を感じ取ることができる。また、本展監修を務めた永田生慈氏が北斎研究のために収集したコレクションも特別に展示。その遺志により、本展に出品された後は島根県のみでの公開となるため、本展が永田コレクションを東京で見る最後の機会となる。

 会場は北斎の絵師人生を作風の変遷と画号によって6期に分けて構成。勝川派の絵師として活動した春朗期(20〜35歳頃)に始まり、自由な発想と表現による肉筆画に専念した画狂老人卍期(75〜90歳頃)までその壮大な画業を通覧し、真の北斎に迫る。※会期中、会期中展示替えあり