EXHIBITIONS

“うつわ”ドラマチック展

世界の陶芸家たちが極めた“うつわ”の美

2018.11.14 - 12.20

ルーシー・リー 鉢 1960 滋賀県立陶芸の森陶芸館蔵

ルドルフ・スタッフェル Light Gatherer 1986 滋賀県立陶芸の森陶芸館蔵

グイン・ハンセン・ピゴット 静物 1992 滋賀県立陶芸の森陶芸館蔵

ピータ-・ヴォーコス アイスバケット 1996 滋賀県立陶芸の森陶芸館蔵

ポール・マチュー 一瞬 1991 滋賀県立陶芸の森陶芸館蔵

桑田卓郎 手付垸 2015 作家蔵

 暮らしの中で実際に用いられる「うつわ」は、やきものを象徴する存在といえる。イギリスでは、用と美の融合を試みたバーナード・リーチをはじめ、ルーシー・リーやそれに続いた作家たちは、うつわを使用する目的だけでなく、魅せる作品として美の表現を探求し続けた。

 そんなうつわを鑑賞することで、人々の生活や歴史がどのように変遷したか、そして各国々の特徴やつくり手の個性を垣間見ることができるだろう。

 本展では、バーナード・リーチ、ルーシー・リー、ボディル・マンツ、富本憲吉、桑田卓郎、新里明士など国内外の作品約150点が一堂に集結。世界の陶芸家たちが手がけたうつわの中に、ドラマチックな美の競演が映し出される。