EXHIBITIONS
黒宮菜菜「うつつ」
境界が曖昧な群像を1枚の支持体に描いた、幻想的な絵画作品を手がける気鋭の作家・黒宮菜菜がギャラリーノマルでの初個展を開催する。
黒宮は1980年東京都生まれ。2016年の大規模個展「黒宮菜菜展 夜—朧げな際」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)や、「トーキョーワンダーウォール2014」でのワンダーウォール賞受賞、18年の「第21回 岡本太郎現代芸術賞展」での大作の出展など、精力的な発表と研究を重ねた独創的な作風で注目を集めている。
人物像を主なモチーフに、液状に溶いた油絵具による油彩作品と、重ねた和紙に染料を滲ませて描く紙作品の2つを使い分けて制作される黒宮の作品。学生時代のコンセプチュアルから一転、描くことの本質を探求する中でこの技法が生まれたという。
本展では、これまでの制作で密接な関わりのある言葉「うつる(移る・写る・映る)」に着目。言葉が持つ本来の意味を手がかりに、自身の作品を深化させる試みをダイナミックに展開する。
黒宮は1980年東京都生まれ。2016年の大規模個展「黒宮菜菜展 夜—朧げな際」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)や、「トーキョーワンダーウォール2014」でのワンダーウォール賞受賞、18年の「第21回 岡本太郎現代芸術賞展」での大作の出展など、精力的な発表と研究を重ねた独創的な作風で注目を集めている。
人物像を主なモチーフに、液状に溶いた油絵具による油彩作品と、重ねた和紙に染料を滲ませて描く紙作品の2つを使い分けて制作される黒宮の作品。学生時代のコンセプチュアルから一転、描くことの本質を探求する中でこの技法が生まれたという。
本展では、これまでの制作で密接な関わりのある言葉「うつる(移る・写る・映る)」に着目。言葉が持つ本来の意味を手がかりに、自身の作品を深化させる試みをダイナミックに展開する。

