EXHIBITIONS
ブルーノ・ムナーリ 役に立たない機械をつくった男
生涯を通して、絵画や彫刻、グラフィックデザイン、絵本、造形教育など幅広い分野で活躍したイタリアの芸術家、デザイナーのブルーノ・ムナーリ。1930年代はイタリア未来派第2世代の作家として、モビール作品の先駆けとなる《役に立たない機械》を発表し、戦後にはプログラム・アートやキネティック・アートなど、同時代の前衛美術と密接に関わった。
いっぽうで、広告や雑誌のアートディレクターとしても活動。また息子のために始めたという絵本制作では、紙の色やかたち、素材のみで物語を紡ぐ『読めない本』をはじめ、様々な仕掛けを用いた斬新な作品を手がけた。
イタリアの権威ある工業デザイン賞「コンパッソ・ドーロ」を数回受賞したこともあるムナーリは、晩年、未来の社会は子供の中にあると考え、数々な遊具を考案。子供たちの自由な発想や想像力を育てるため、造形教育プログラムにも取り組んだ。
本展では、国内所蔵品と、ほぼすべてが日本初公開となるイタリアからの貴重な作品約300点を展示し、アートとの自由で豊かなつき合い方を示したムナーリの仕事の全容を紹介する。
いっぽうで、広告や雑誌のアートディレクターとしても活動。また息子のために始めたという絵本制作では、紙の色やかたち、素材のみで物語を紡ぐ『読めない本』をはじめ、様々な仕掛けを用いた斬新な作品を手がけた。
イタリアの権威ある工業デザイン賞「コンパッソ・ドーロ」を数回受賞したこともあるムナーリは、晩年、未来の社会は子供の中にあると考え、数々な遊具を考案。子供たちの自由な発想や想像力を育てるため、造形教育プログラムにも取り組んだ。
本展では、国内所蔵品と、ほぼすべてが日本初公開となるイタリアからの貴重な作品約300点を展示し、アートとの自由で豊かなつき合い方を示したムナーリの仕事の全容を紹介する。