EXHIBITIONS
山元彩香「We are Made of Grass, Soil, and Trees」
山元彩香は1983年兵庫県出身、2006年京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース卒業。当初は絵画を専攻するも、次第に自身の身体を使ったパフォーマンス作品や映像作品の制作に移行。2004年のサンフランシスコ留学をきっかけに写真の制作を開始した。
山元はこれまで異国に滞在し、現地で出会った少女たちを被写体に撮影。言葉にも満たない音のやり取りやジェスチャーを交えた身体的感覚によるコミュニケーションを通じて制作されるポートレイト作品は、被写体を構成する固有イメージが取り除かれ、普段は覆い隠された無意識の姿をとらえている。
本展タイトルの「We are Made of Grass, Soil, and Trees(人は土と木と草からできている)」は、山元が以前に読んだアイヌ神話から着想したもの。言語や知識に頼らず、身体的感覚の可能性を信じて被写体と向き合う山元の近作を展示する。
山元はこれまで異国に滞在し、現地で出会った少女たちを被写体に撮影。言葉にも満たない音のやり取りやジェスチャーを交えた身体的感覚によるコミュニケーションを通じて制作されるポートレイト作品は、被写体を構成する固有イメージが取り除かれ、普段は覆い隠された無意識の姿をとらえている。
本展タイトルの「We are Made of Grass, Soil, and Trees(人は土と木と草からできている)」は、山元が以前に読んだアイヌ神話から着想したもの。言語や知識に頼らず、身体的感覚の可能性を信じて被写体と向き合う山元の近作を展示する。