EXHIBITIONS
G3-Vol.124 本と人と作品の空間を考える01
ねじれたライブラリールーム
熊本市現代美術館のフリースペース「ホームギャラリー」では、本棚の中で寝る、座りながら読書ができるマリーナ・アブラモヴィッチの作品《Library for Human Use》(2002)が配置され、アートと本のある空間として多目的に活用されてきた。
本展ではこのくつろぎの場に対して、本と人と作品の別のあり方を、熊本出身のアーティスト・松延総司とともに「ねじれたライブラリールーム」として提案。通常、ホームギャラリーでは開架しない展示会カタログや作品集、アートブックなどを並べる。
出品作家の松延は1988年生まれ、京都府と滋賀県を拠点に活動。線と影をキーワードに、輪ゴムや石、鼻歌など日常の中にある「もの」に輪郭を与え、見る者の感覚を研ぎ澄ます作品を発表している。主な個展に「Knit the Knot」(HAGIWARA PROJECTS、2016)、「Twisted Rubber Band / Humming」(Gallery PARC[京都]、2013)など。
いつもとは雰囲気の異なるホームギャラリーで、日用品にほんの少し手を加えた松延の作品は静かにその存在感を放ち、ささやかな刺激のある読書空間をつくり上げるだろう。
本展ではこのくつろぎの場に対して、本と人と作品の別のあり方を、熊本出身のアーティスト・松延総司とともに「ねじれたライブラリールーム」として提案。通常、ホームギャラリーでは開架しない展示会カタログや作品集、アートブックなどを並べる。
出品作家の松延は1988年生まれ、京都府と滋賀県を拠点に活動。線と影をキーワードに、輪ゴムや石、鼻歌など日常の中にある「もの」に輪郭を与え、見る者の感覚を研ぎ澄ます作品を発表している。主な個展に「Knit the Knot」(HAGIWARA PROJECTS、2016)、「Twisted Rubber Band / Humming」(Gallery PARC[京都]、2013)など。
いつもとは雰囲気の異なるホームギャラリーで、日用品にほんの少し手を加えた松延の作品は静かにその存在感を放ち、ささやかな刺激のある読書空間をつくり上げるだろう。