EXHIBITIONS
高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.07
つながりかえる夏
高松市美術館で年に1度開催される現代美術のグループ展「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」の8回目のテーマは「つながりかえる夏」。開館30周年の節目に改めて「開かれた美術館」を意識し、世代を越えた幅広い4人の作家、下道基行、山城大督、藤浩志、千葉尚実を迎える。
下道は、日本に残る旧軍事施設跡を4年間取材した代表作「戦争のかち」や、かつて日本が植民地とした東アジアの各地に建つ神社や鳥居を探す「torii」シリーズを発表。そのときにしか存在しない「時間」に着目する山城は、演劇的な装いの映像作品で、切ない感情を呼び覚ます。
同館で「カエルのキャンペーン」(1994)以来の発表となる藤は、使われなくなったおもちゃによる作品《Jurassic Plastic》(仮称)を展開。高松市が推進する事業「高松市障がい者アートリンク」でアーティストとして事業所に通う千葉は、「関わる」ことによって意味や価値が生成し、変化していくユニークな作品を提示する。
なお、会期中の「美術館の日」(8月4日)と「かえっこフェスティバル」(8月11日)では、世代を越えて展覧会を楽むことができる様々なプログラムが行われる。
下道は、日本に残る旧軍事施設跡を4年間取材した代表作「戦争のかち」や、かつて日本が植民地とした東アジアの各地に建つ神社や鳥居を探す「torii」シリーズを発表。そのときにしか存在しない「時間」に着目する山城は、演劇的な装いの映像作品で、切ない感情を呼び覚ます。
同館で「カエルのキャンペーン」(1994)以来の発表となる藤は、使われなくなったおもちゃによる作品《Jurassic Plastic》(仮称)を展開。高松市が推進する事業「高松市障がい者アートリンク」でアーティストとして事業所に通う千葉は、「関わる」ことによって意味や価値が生成し、変化していくユニークな作品を提示する。
なお、会期中の「美術館の日」(8月4日)と「かえっこフェスティバル」(8月11日)では、世代を越えて展覧会を楽むことができる様々なプログラムが行われる。